2011/05/18

900年前のコーランがパキスタンで発見される

コーランを読む人々
パキスタンのパンジャブ地方ジェラムで、900年前のイスラム教のコーランが発見された。

考古学者のGhulam Akbar Malik氏が、ジェラムでの発掘調査中に発見したという。
しかし、遺跡から出土したわけではない。彼が遺跡での1日の調査を終え、その日のお祈りをしようとしたところ、現地の老人に贈り物ととして渡されたのだという。

このコーランは、工人の家で先祖代々伝わってきたもので、お祈りの際に使われていたという。

コーランは現代の紙が発明される前の、古代中国の紙で書かれていた。
研究者によれば、このコーランはシラジュディン・アブ・タヒール・ムハンマド・ビン・ムハンマド・ビン・アブドゥル・ラシード(Sirajuddin abu Tahir Muhammad bin Muhammad bin Abdur Rasheed)によって12世紀に書かれたという。

「こんな古いコーランを見たのは初めてだ」と発見した Malik氏は語っている。

コーランは重さ約5kg、1200ページあり、手書きのページのいくつかの部分では劣化により薄れてしまっている。
専門家による調査の結果、この文書は3人によって、1年かかって古代のコーランから書写されたものということがわかっている。

Lost treasure: 900-year-old manuscript of Holy Quran found

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