2011/05/22

「モナ・リザ」のモデル?の墓をあばく【続報2】

発見された頭蓋骨(credit: EPA)
アルケオニュースで5月15日、16日に掲載した、レオナルド・ダ・ヴィンチによる絵画「モナ・リザ」(ルーブル美術館所蔵)のモデルであった可能性が高い、リサ・ゲラルディーニの墓の発掘の続報である。




過去の記事
「モナ・リザ」のモデル?の墓をあばく (5月15日)
「モナ・リザ」のモデル?の墓をあばく 【続報】(5月16日)

聖ウルスラ女子修道院址の床面から1.5mのところで、人間の肋骨、脊椎とともに頭骨が発見された模様。

発掘の様子(credit: AP)

付近からは2体分の子供の骨も発見されており、ゲラルディーニの子供ではないかと考えられている。頭骨から得られるDNAの分析によって、親子関係を検証する予定。

発掘に当たっているSilvano Vinceti氏によれば、発見された成人の骨が1人の人物に属するものか、複数人いたのかについてはまだわかっていないという。
少なくとも、修道院址には人骨が残存していることが確認でき、この中にゲラルディーニのものがあることは否定できない、と氏は述べている。

Archaeologists may have unearthed skull of ‘Mona Lisa’

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