2011/05/21

古代マヤ人の北部ユカタン居住 通説より600年早まる?

メリダ市の位置
メキシコの考古学者がユカタン半島で7つの古代マヤの遺跡を発見した。

遺跡はメキシコ・ユカタン州都メリダ市東端で発見された。
出土した遺物から北部ユカタン半島ではこれまで考えられていたよりもずっと早い段階で居住が行われていたことが明らかになったと、メキシコ国立人類学・歴史研究所が伝えている。

メキシコの都市のスプロール現象(無秩序な拡大)からメキシコの考古学的遺産を保護するためのプロジェクトが実施されており、その活動によって発見に至ったという。
メリダ市域には約170の古代マヤ文明の遺跡が登録されている。

新たに発見された遺跡はシトパッチ(Sitpach)という場所にあり、研究所の見解によれば、紀元前400年前から紀元後200年に年代付けられるとのこと。
これまでは、ユカタン北部で最も古い居住の痕跡は紀元後200年といわれてきた。

遺跡からは建造物や土器の破片、埋葬が発見されているという

Discovery of ancient Maya sites shows Yucatan settled earlier than thought

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