2011/04/25

中国で西周時代の謎の王国発見される

紀元前1046年にさかのぼる、西周時代のこれまで知られていなかった王国の痕跡が、中国北部で発見された。

上海の臨汾市から墓が発見されており、副葬品の青銅器から、この地域の支配者の名前が判ったという。

この発見はこれまで知られていなかった王国について知るチャンスとなるとともに、西周時代の封建制度や技術、交易活動、さらに当時の異なる民族どうしがどのように融合していたかを知る手掛かりとなる。

この王国は小さな国々の集団の内の1つであったとも考えられ、歴史家からは無視されてしまった可能性がある、と中国科学院の考古学研究所から伝えられている。

中国の神話に登場する君主、堯(ぎょう)が都城を設けた平陽が現在の臨汾に当たるとされている。春秋時代は晋が国都を置いていた。

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