2011/04/24

不法投棄の有毒廃棄物の下から古代ローマ時代の墓 イタリア

イタリア・ナプレス近郊で不要に登記された有毒廃棄物の山の下から古代ローマ時代の墓が発見された。

乱雑に広がった紀元後2世紀の墓は全面にしっくいによる装飾が施されたものであり、60トンに及ぶ不法に廃棄されたゴミの下から発見された。



場所はローマ時代のプテオラヌムという海岸沿いの町の遺跡があったポッツォリーニという所であり、17世紀の廃墟があった。

警察は発掘者とともに廃棄物の上の層を取り除き、地下に墓へ続く通路を発見した。考古学者によれば「極めて興味深い」とのこと。

近年でも世界的に有名なポンペイ遺跡でゴミの不要投棄が行われていた。イタリアではこのような環境と文化遺産への不法行為が問題となっている。

ポッツォリーニは小さな漁師の港であり、硫黄のガスが噴出していることため、その名はラテン語で「悪臭を放つ」という意味。

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