回収された黒ひげの船のいかり |
旗艦「クイーン・アンズ・リベンジ号(女王アンの復讐号)」にあった3つのいかりの内の1つであり、重さは1360キロもある。
1996年にノースカロライナ州のビューフォートの近くで発見され、数年前から段階的に船に積まれている品の回収作業が行われていた。
すでに大砲、金貨、大皿、コップなど25万点以上の品が回収されたという。
6月11日には、ノースカロライナ州ボーフォートにあるノースカロライナ海洋博物館でクイーン・アンズ・リベンジ号の残骸から回収した品の展示会が開催される。
1996年の発見以後、付近は観光名所となっている。
黒ひげの銅版画 |
エドワード・ティーチ(Edward Teach)、あるいはエドワード・サッチ(Edward Thatch)と呼ばれていたようだが、偽名といわれている。
豊かな黒ひげをたくわえており、船を襲うときは髭に麻の切れ端や火をつけた導火線を編みこんでいたという。
残忍さで知られており、襲った船の乗船員が抵抗した場合は、容赦なくすべての乗員を殺害したという。
最後はノースカロライナ州からイギリスの軍艦パール号が派遣され、同州のオラコーク湾に追い詰められた。25回以上も剣や銃で傷つけられながらも暴れまわったという。
死後はパール号の艦長によって首を切り落とされ、船首に吊るされた。
黒ひげの生涯は伝説となり、多くの小説や映画でモデルになっている。
Blackbeard's anchor recovered off NC coast
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