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2012/03/29

古代ギリシアの医学の神アスクレピオスの聖域を発見

ギリシア中央部の高速道路建設に伴う発掘調査で、古代ギリシアの医学の神、アスクレピオスの聖域が発見された。
遺跡はアテネから北へ200km、古代の港街ダフノウンタ(Dafnounta、現在のラミア市付近)の近郊に位置している。
アスクレピオスの像(ナポリ国立考古学博物館所蔵)
紀元前5世紀に年代づけられるもので、アスクレピオスの祭祀に関わる遺跡では最古級のものであり、これまでギリシアで発見されたものの中では最も保存状態が良いそうだ。平面の規模は30m×15mある。

2012/03/09

セントヘレナ島に埋められた奴隷達 大西洋奴隷貿易の負の歴史を語る

イギリス・ブリストル大学の考古学者が、大西洋の離島セント・ヘレナで大量の奴隷の墓所を発見した。
セントヘレナ島の衛星写真
島の新空港建設に伴う調査で見つかったもので、悪名高い大西洋奴隷貿易の負の歴史を物語るものだった。

2012/02/27

ドイツのガスパイプライン施設で発見された黄金の財宝

ドイツのサイク(Syke)で、昨年ガスパイプラインの施設予定地を発掘したところ、謎の財宝が発見された。
発見された黄金の財宝
財宝は全部で1.8kgにおよぶ金製の装飾品である。
財宝は腕輪、指輪などがあり、2011年の4月にサイク近郊で発見されたもので、現在Lower Saxony’s State Conservation Officeに保管されている。
全部で117点あり、最も新しいものでは中期青銅器時代のもので、紀元前1000年と推測されている。

2012/02/06

地下鉄工事で発見された膨大な遺跡の数々 ギリシア・テッサロニキ

ギリシア、テッサロニキの地下鉄工事で、2000年以上の期間に渡る膨大な量の遺構と遺跡が発見されている。
発掘現場の一部 Credit: Greek Reporter
内容は金製品からベンチ、日々の生活に使われていた遺物、教会の遺構など様々だ。
この地域は紀元前4世紀にアレクサンドロス大王によって創建されて以来、現在にいたるまでコンスタントに居住が行われており、多種多様な文化、時代による歴史の「モザイク」が掘りだされたのである。

2011/10/02

ジーンズ工場跡からローマ時代の要塞を発見 スコットランド


スコットランド、キャメロンのジーンズ工場跡から、少なくとも2つのローマ時代の要塞が発見された。
60足分の革製の靴に加えて、土器、炉、硬貨、骨、宝石、斧、槍先などが出土した。
1世紀から2世紀に年代づけられるもので、この時期に要塞が使用されていた。
Credit: Falkirk Herald
発見されたのは「ラングラー(Wrangler)」のジーンズ工場跡であり、この場所にスーパーマーケットが新しく建てられるため、発掘調査が行われていた。

2011/08/19

北部イスラエルでヘラクレスの像を発見


北部イスラエルで、0.5mの白大理石のヘラクレス像が発見された。
ローマ様式の浴場のアルコーブ(壁のへこみ)に飾られていたものと考えられている。
紀元後2世紀に年代づけられるもので、極めて質の高いものだという。

2011/08/15

1100年前のヴァイキング虐殺の考古学的証拠 イギリス・オックスフォード


1100年前のヴァイキング虐殺の証拠が、オックスフォードで発見されていた。
少なくとも35体の人骨があり、全員男性で16~25歳ほど、オックスフォード大学のセント・ジョーンズ・カレッジで2008年に見つかった。
CREDIT: BBC
出土品の分析から、これらが1002年のもので、エゼルレッド無策王がイングランドのデーン人(ヴァイキング)虐殺の命令を下した時のものと考えられている。

2011/07/12

雨の神トラロックの図像が刻まれた巨大な一枚岩を発見 メキシコ・モレロス州

メキシコのモレロス州でアステカの神が描かれた60トンに及ぶ巨大な一枚岩が発見された。
岩は8世紀のものだという。
発見された一枚岩
側面には農耕に関する図像が刻まれており、アステカ人によって雨の神トラロックを呼ぶためのものだったと考えられている。

岩に描かれた図像は農耕と水に深く結びついている。我々はこの岩が雨を呼ぶための儀式に使用されていて、ポポカテペトル山(メキシコ・プエブラ州にある火山。標高5426m)に向けておかれた可能性が高いと考えている」と考古学者Raul Gonzalez氏は語っている。

2011/06/28

保存状態最高の古代ビザンツの船を積み荷とともに発見 トルコ・イェニカプ

トルコ・イェニカプで、イスタンブールを中心とする地下鉄網工事のための事前発掘調査が行われている。
このイェニカプで、5世紀以降の船がほぼ完全な状態で、積み荷とともに発見された。
発掘中の船の一部
この遺跡では2004年から調査が行われており、現在は船の発掘が継続されている。
船のフレームが完全に残っており、積み荷が満載された状態の船の発見は世界初の可能性がある。

2011/05/23

イギリスでローマ時代の大量の硬貨がギッシリつまった壺を発見

壺から発見された大量の硬貨(credit: BBC)
イギリス、コルチェスターで、ローマ時代の硬貨が大量に発見された。

2つの壺が発見されており、その内の1つに1247枚の硬貨が入っていた。場所はかつて兵舎だったところであり、現在再開発が行われている。

硬貨は紀元後251年から271年までのものであり、アントニニアヌス貨として知られるものである。
ローマ帝国期の硬貨の一種で、2デナリウス相当の価値があるとされていた。最初に導入されたのはカラカラ帝の治世であり、215年のことである。アントニニアヌスという名称は後世の貨幣研究者が名付けたもので、当時どう呼ばれていたのかは不明。

2011/05/21

古代マヤ人の北部ユカタン居住 通説より600年早まる?

メリダ市の位置
メキシコの考古学者がユカタン半島で7つの古代マヤの遺跡を発見した。

遺跡はメキシコ・ユカタン州都メリダ市東端で発見された。
出土した遺物から北部ユカタン半島ではこれまで考えられていたよりもずっと早い段階で居住が行われていたことが明らかになったと、メキシコ国立人類学・歴史研究所が伝えている。

メキシコの都市のスプロール現象(無秩序な拡大)からメキシコの考古学的遺産を保護するためのプロジェクトが実施されており、その活動によって発見に至ったという。
メリダ市域には約170の古代マヤ文明の遺跡が登録されている。