ラベル ヨーロッパ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ヨーロッパ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2013/01/16

ローマ時代のポンペイには2階にトイレがあった!

イタリア・ナポリの近郊にあった古代都市ポンペイは、紀元後79年のヴェスビオ火山の噴火による火砕流で、一瞬にして地中深くに埋まってしまった。その後町18世紀に至るまで地中に没したままであったことが原因で、古代ローマの都市の様子がそのままの状態で残されていた。
テーブルには食器がそのまま置かれていたり、壁のフレスコ画が良好な状態で残されているなど、当時の町や生活の様子を知るための稀有な遺跡であり、世界遺産にも登録されている。
ポンペイの遺跡。背後にはヴェスビオ火山が見える。
このポンペイ遺跡には、どうやら2階にもトイレが備えられていたらしい。
2階建ての住居があったことは知られているが、2階まで残っている例は多くはない。
しかし、2階に続いていた垂直方向のパイプが残っており、トイレが上の階に存在していたらしいことがわかってきた。

2013/01/09

スペインの骨董屋で盗掘品発見 店主は逮捕

スペイン東部の町エル・カンペロにある骨董品店で、紀元前2世紀の希少な壺が発見された。

盗掘によって取得された、極めて歴史的価値の高い遺物を受け取り、商品として扱ったということで、店主は逮捕された。

2012/03/29

古代ギリシアの医学の神アスクレピオスの聖域を発見

ギリシア中央部の高速道路建設に伴う発掘調査で、古代ギリシアの医学の神、アスクレピオスの聖域が発見された。
遺跡はアテネから北へ200km、古代の港街ダフノウンタ(Dafnounta、現在のラミア市付近)の近郊に位置している。
アスクレピオスの像(ナポリ国立考古学博物館所蔵)
紀元前5世紀に年代づけられるもので、アスクレピオスの祭祀に関わる遺跡では最古級のものであり、これまでギリシアで発見されたものの中では最も保存状態が良いそうだ。平面の規模は30m×15mある。

2012/03/28

3万枚以上のローマ時代の銀貨を発見 イギリス・バース

イギリス・バース市にあるローマ時代の浴場の遺跡から、30000枚以上の銀貨が発見された。
銀貨は紀元後270年のものであり、これまでイギリスで発見された埋蔵硬貨の中でも5番目に多い。
発見された銀貨[Credit: BBC]
銀貨はまとめられ、大英博物館に移送されて保存処置を受けることになる。

2012/03/24

最新の研究成果で浮かび上がってきた古代ケルト人像

近年のドイツにおける調査の成果によって、古代のケルト人の姿がより鮮明に浮かび上がってきた。

ウィスコンシン大学ミルウォーキー校の人類学教授Bettina Arnold氏は10年以上に渡ってドイツのバーデン=ヴュルテンベルク州にあるホイネブルク丘上集落の発掘を行ってきた。
ここにある2600年前の2基のケルト人墳墓から、装飾品や酒器を含む遺物が発見された。
墓から発見された杯やその他の輸入品から、ヨーロッパ中央部のケルト人は地中海岸の人々と交易を行っていたことが分かってきた。

2012/03/16

レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の作品 ついに発見か?

イタリアのヴェッキオ宮殿(フィレンツェ政庁舎)にある壁画の裏に、レオナルド・ダ・ヴィンチの「幻の壁画」が隠されている可能性が確認された。
ヴェッキオ宮殿の「500人大広間
ヴェッキオ宮殿の「500人大広間」にはジョルジョ・ヴァザーリの壁画「マルチャーノ・デッラ・キアーナの戦い」があり、その裏にダ・ヴィンチの「アンギアリの戦い」が隠されているのでは、という話は以前からもあり、実在の科学的解明に関する記事を、本紙でも以前に取り上げていた。

レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の作品 実在の科学的解明

壁画の裏に高性能カメラを通して調査した結果、実在する証拠を発見したという。

2012/03/12

氷河期にヨーロッパ人が大西洋を渡っていたという新説

最初にアメリカ大陸へ渡ったのはアジア系の人々であり、彼らがいわゆるネイティブ・アメリカンの祖となったというのが通説だ。
しかし、アジア人よりも1万年も前に、ヨーロッパに起源を持つ人々が北大西洋を渡ってアメリカ大陸に到達していたという新説が発表された。
氷河期の北半球 灰色になっているのが氷河期の最盛期に氷に覆われていたと考えられる範囲

2012/03/02

ネアンデルタール人は海を渡っていた? 離島から石器が出土

ネアンデルタール人が10万年前に地中海を船で移動していたかもしれない。
もっとも、この説に懐疑的な人々は、単純に泳いでいただけと考えている。
ネアンデルタール人は30万年前から地中海周辺に住んでいたと考えられている。
彼らが使用していたムステリアンと呼ばれるタイプの石器が、ギリシア本土だけでなく、レフカダ島、ケファロニア島、ザキントス島でも発見されている。
これは2通りに解釈ができる。1つはこれらの島が昔は地続きで簡単に行き来ができたか、もう1つは彼らが何とかして海を渡っていたかである。

2012/02/29

アイスマンの目は茶色、O型、乳製品がダメ DNA分析の結果

1991年にアルプスにあるイタリア・オーストリア国境のエッツ渓谷(海抜3210メートル)の氷河で発見された約5300年前の男性のミイラ、「アイスマン」のDNAの解析が行われた。
アイスマンの写真
エッツ渓谷で発見されたため、「エッツィ」とも呼ばれている。
保存状態が極めて良好だったことから、当時の人々の病理や食、習俗を知る上での格好の資料となっていた。
これまでに、動脈硬化や虫歯を患っており、刺青を入れていて、アイベックス(野生のヤギ)を死ぬ前に食べていたことが分かっていた。
また、背に矢を受けており、それが死因と考えられている。
DNAの研究は、アイスマンに関するさらに詳しい情報を提供してくれた。

2012/02/27

ドイツのガスパイプライン施設で発見された黄金の財宝

ドイツのサイク(Syke)で、昨年ガスパイプラインの施設予定地を発掘したところ、謎の財宝が発見された。
発見された黄金の財宝
財宝は全部で1.8kgにおよぶ金製の装飾品である。
財宝は腕輪、指輪などがあり、2011年の4月にサイク近郊で発見されたもので、現在Lower Saxony’s State Conservation Officeに保管されている。
全部で117点あり、最も新しいものでは中期青銅器時代のもので、紀元前1000年と推測されている。

2012/02/24

ギリシア・クレタ島沖で沈没船が新たに4艘発見される

ギリシア・クレタ島のイラクレイオ湾の30km沖で、4艘の沈没船が発見された。
上空から見たクレタ島
沈没船の内2艘はローマ時代のもので、1艘には1世紀から2世紀のクレタ島のアンフォラ(貯蔵用の壺)が積まれており、もう1艘からは5~7世紀のアンフォラが発見された。
その他の2艘はビザンツ時代のアンフォラがあり、8~9世紀か、それ以降のものであるという。

2012/02/06

地下鉄工事で発見された膨大な遺跡の数々 ギリシア・テッサロニキ

ギリシア、テッサロニキの地下鉄工事で、2000年以上の期間に渡る膨大な量の遺構と遺跡が発見されている。
発掘現場の一部 Credit: Greek Reporter
内容は金製品からベンチ、日々の生活に使われていた遺物、教会の遺構など様々だ。
この地域は紀元前4世紀にアレクサンドロス大王によって創建されて以来、現在にいたるまでコンスタントに居住が行われており、多種多様な文化、時代による歴史の「モザイク」が掘りだされたのである。

2011/10/21

完全な状態のヴァイキングの船埋葬を発見 スコットランド

スコットランドのハイランド地方西部で、完全な状態のヴァイキングの船埋葬が発見された。
出土した剣、斧、青銅のピン
遺跡はアルドナマーチャンにあり、1000年前のものと考えられている。
遺体とともに埋葬されていた遺物から、この人物は高位の戦士だったようである。

2011/10/14

ペスト菌のゲノムから中世の大流行の原因を探る

これらの人骨はロンドンにある14世紀の墓地から1980年に発掘されたもので、1347年から1351年にかけてヨーロッパで猛威をふるい、30万人が命を落とした「ペスト(黒死病)」による死者と考えられている。
研究者らが、この墓地には2500人のペストによる死者が埋葬されており、ここから発見された遺体の歯を用いて、ペスト菌のゲノムの99%を再現した。

2011/10/12

デジタル技術で甦る海に沈んだ都市 ギリシア・パヴロペトリ

 庭付き一棟二軒の家、庭に干された服、壁や道路・・ギリシア南東岸にあった青銅器時代の郊外の都市パヴロペトリの姿が、デジタル技術を駆使して3次元で甦った。
パヴロペトリは海中から発見された5000年前の都市であり、道路、建物、墓を含めた街全体の構造が、ほぼ完全な姿で残されていた稀有な例である。
街への居住は紀元前2800年頃から開始され、海中に沈んだのは紀元前1000年頃と考えられている。

2011/10/05

レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の作品 実在の科学的解明

レオナルド・ダ・ヴィンチの幻の作品の存在が、科学的調査によって裏付けられるかもしれない。
その作品は「アンギアリの戦い」という題で、フィレンツェのベッキオ宮殿の壁に描かれていた。
1505年に制作が開始され、完成していれば、レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の中でも最も大きいものになるはずだった。
画像は別の人物による模写

しかし壁画の制作は中断され、結局完成されることはなかった。
そしてイタリアの画家ジョルジョ・ヴァザーリがこの場所の改装を委託されるまで、60年にわたってそのままの状態で残されていた。

2011/10/02

ジーンズ工場跡からローマ時代の要塞を発見 スコットランド


スコットランド、キャメロンのジーンズ工場跡から、少なくとも2つのローマ時代の要塞が発見された。
60足分の革製の靴に加えて、土器、炉、硬貨、骨、宝石、斧、槍先などが出土した。
1世紀から2世紀に年代づけられるもので、この時期に要塞が使用されていた。
Credit: Falkirk Herald
発見されたのは「ラングラー(Wrangler)」のジーンズ工場跡であり、この場所にスーパーマーケットが新しく建てられるため、発掘調査が行われていた。

2011/09/28

釘で顎を打ちつけられた「魔女」の埋葬を発見 イタリア

 イタリアで800年前の「魔女」のものではないかとされている埋葬が出土した。
遺体は女性のもので、頭蓋骨の顎の部分を通して釘が地面に打ち付けられていた。

発見された場所はトスカーナ州のルッカの近くにある、ポンビノで遺体は13本の釘によって囲まれており、埋葬用の布に覆われた様子はなく、棺にも入れられていなかった。

顎に打ち付けられた釘は、死者となった魔女が甦らないようにするためのもののようだ。

2011/09/21

ネアンデルタール人は15万年前にシーフードを食べていた

南スペインのネアンデルタール人は15万年前にすでに海産物を食べていたことが明らかになった。
これまで考えられていた年代よりもはるかに古い年代になるという。

スペインのトレモリノスにあるバホンディージョ洞窟の考古学的調査で、イベリア半島湾岸で集められた貝を割って開けるための道具や、化石化した貝が発見されている。

2011/09/18

ナポレオンの頭髪を発見 スコットランド・旧ウォルター・スコット邸

スコットランドのボーダー地方にある旧ウォルター・スコット(スコットランドの詩人、作家)邸で、ナポレオンの頭髪の一房が発見された。
また、小さな手書きのメモも見つかっている。
ウォルター・スコットの邸宅はアボッツフォード・ハウスと呼ばれ、一般にも公開されている。

ナポレオンの記録簿を研究しているグループが発見した。
アボッツフォード・トラストのJason Dyer氏は、この発見が「アボッツフォード・ハウスとそこに収められているものを保存することの重要性」を示すものだと述べている。