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2011/10/17

10万年前の塗料製作の痕跡 南アフリカ

南アフリカ・ケープタウンのブロンボス洞窟で、塗料や革の保護に利用されたと考えられる黄土(オーカー、顔料の原料)が豊富に混ぜられた土が、2枚のアワビ貝の中に入れられた状態で見つかった。
10万年前に年代付けられるものだという。

「黄土は装飾する意図があって体や服に塗られていたものだろう」とヨハネスブルグのウィットウォーターズランド大学人類進化研究所のChristopher Henshilwood教授は語っている。
教授は2008年にも、黄土に水を混ぜて混合物を作っていたと考えられる場所を発見していた。

2011/07/14

人類最古の宗教的儀式の痕跡? ボツワナ・ツォディロ

オスロ大学の准教授Sheila Coulsonは、7万年前のアフリカで人類による儀式の証拠を発見したと伝えられている。
この説が正しければ、人類が何らかの宗教活動を行っていた最古の証拠となる。

Coulson氏は、サン人の起源に関する研究を行っている。
サン人は南部アフリカのンガミランドとして知られるボツワナ北西部にまばらに居住している人々である。
カラハリ砂漠に住み、狩猟採集の生活を営んでいる。

Coulson氏は中期旧石器時代の遺物を求めて、カラハリ砂漠に拡がる小丘陵を調査していた。
この丘陵群はツォディロ・ヒルズと呼ばれ、10キロ四方に4500もの岩絵があることで知られている。
2001年にはボツワナ初の世界遺産に登録された。
ツォディロの岩絵

2011/06/05

人類の祖先に見られる行動パターンの性別差 理化学的分析による研究成果

アウストラロピテクス・アフリカヌスの頭骨
これまでに、初期のヒト亜科(2足歩行をし、比較的小さな歯と大きな頭脳を持つ、ヒトやチンパンジーおよびその祖先を指す)の行動範囲と居住パターンは形態学や石器の調達先、現生の霊長類、系統発生学などから推測されてきた。

ドイツ・ライプツィヒのMax Planck進化人類学研究所の研究チームは、南アフリカのアウストラロ・ピテクスとパラントロプス・ロブストゥスの化石に対して、ストロンチウムの同位体による分析から、行動範囲の分析を実施した。

この方法によって、歯が石化している時期に動物が生息していた範囲を特定できるという。

2011/04/22

人類の祖先を生み出したアウストラロピテクス 新たなる発見

人類の進化に関する稀有な発見の中でも、人類の仲間であった猿人の骨格の一部が発見されるのはとりわけ珍しい。

ところが、南アフリカの研究者が初期人類の新種、アウストラロピテクス・セディバの骨を、少なくとも4体分見つけるという、驚くべき発見があった。