ペルー北部フアカ・チョツナ(Huaca Chotuna)遺跡でランバイエケ文化のまだ荒らされていない墓が発見された。
ランバイエケ文化はシカン文化とも呼ばれており、現在のペルー北部沿岸地域にインカ帝国より前の時代の750年から1400年に居住していた人々である。
墓は神官のような役割を持っていた人物で、豊穣祈願の儀式で人間を生贄としてささげていた人物と考えられている。
副葬品として、3つの銅製ナイフ、いくつかの金属製品、円形の銅の薄い板でできたスカートが発見されたとフアカ・チョツナ遺跡の発掘を行っている考古学者Fausto Saldana氏は述べている。
このように良好な保存状態の墓の発見は初めてのことだという。
墓は1350~1400年に年代づけられている。
この他にも多くの土器片や、3人の遺体が発見されている。
Pre-Inca tomb found in northern Peru
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