トルコ・ムーラ県のフェトヒエにある古代の都市トロス遺跡で古代ローマの皇帝達の彫像が発見された。
発掘を指揮しているTaner Korkut氏によると、発見された彫像はハドリアヌス、アントニウス・ピウスと娘の小ファウスティナ、マルクス・アウレリウス、女神イシスなどのものがあった。
発掘では彫像に加えて、10500年前の遺物も発見されている。
トロスはリュキア人の文明の中心地でもあった
リュキアは現トルコ南沿岸のアンタルヤ県とムーラ県にあたる場所で、古代にはこの地域には多くの都市国家があった。
ローマ帝国の時代にはリュキア属州と名づけられた属州であった。
「9月と10月には、古代の都市の中心部の発掘を行う予定だ」と Korkut氏は述べている。
遺跡はムーラ県のGISに加えられる予定であり、一般の人々も自由に古代の都市の情報にオンラインでアクセスできるようになるという。
Excavations at Tlos reveal Roman works
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