2011/10/31

アンコール遺跡で首なしの石像2体発見 1930年代以降では最大

カンボジアのアンコール遺跡で頭部が失われた石像が2体発見された。
石像が発見されたタ・プローム
専門家のLy Vanna氏によれば、2体の石製の像はタ・プロームで発見されたもので、両者とも頭部が失われていたという。
大きい方の像は、頭部があった場合は高さおよそ3メートルに及ぶという。
石像は12世紀に年代づけられるもので、1930年代以降で発見された像の中では最大のものになる。

タ・プロームは、アンコール遺跡群の内のひとつで、12世紀末に仏教寺院として建立され、後にヒンドゥー教寺院に改修されたと考えられている遺跡。
創建したのは、クメール人の王朝、アンコール朝の王ジャヤーヴァルマン7世。

インド大使館のSaurav Ray氏によれば、発見したのはインドによる10年間におよぶ修復プロジェクトで、考古学調査を行っていた労働者とのことである。

Archaeologists discover rare statues at Angkor Wat



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